HOME > 新型コロナウイルス > 歴史上で発生したパンデミックとは 2020年4月11日 歴史上で発生したパンデミックとは、どの時代にどのくらいの被害があったか、ひと目でわかるグラフ 人類を脅かす伝染病・感染症ですが、過去には新型コロナ以外にもパンデミック(世界的大流行)を引き起こした病気は数多く存在しています。 歴史的に見て、どんな感染症がどれくらいの被害をどの時代にもたらしたかを、視覚的にわかる図表が海外サイトで話題を集めていました。 ・アントニヌスの疫病(天然痘とみられ、西暦165~180年にローマ帝国を襲った)・ユスティニアヌスのペスト・天平の疫病大流行・黒死病(腺ペスト)・天然痘・17世紀のペスト大流行・18世紀のペスト大流行・コレラ第6期の大流行・第3次ペスト(腺ペスト)・黄熱・ロシアかぜ・スペインかぜ・アジアかぜ・香港かぜ・HIV/エイズ・"SARS"(サーズ)・豚インフルエンザ・"MERS"(マーズ)・エボラ熱・コロナウイルス”Covid-19” 把握されているものに限られていますが、大流行した病気の歴史。 ウイルスの大きさが死者数を表しています。 ペスト、スペインかぜ、HIVがいかに脅威かわかりますが、新型コロナのサイズが大きくならないことを祈ります。海外掲示板のコメントをご紹介します。 ●「スペインかぜ」の脅威は突出していた。もちろん亡くなった人数がもっと多い病気はあるが、他はいずれも年に5000万人も亡くなっていない。そして終息した。↑「スペインかぜ」はひどかった。最初の3か月でいったん終息したが変異してまた戻ってきた。それは前よりさらに脅威で、老若男女問わず人を死なせた。そういうのが現れませんように。↑しかも当時の全人口の27%が感染したんだ。それは今でいうと20億人に相当する。↑ひどかったのは戦争で飢えていたからだよ。●トリビアだが現在も続いているコレラ(第7期)は、最も長く流行が続いている病気である。これは1961年に始まった。↑別のトリビア:自分は「嚢胞性繊維症」という遺伝疾患を持っている。ひどい病気だけどコレラに対しては特別な免疫を持っている。↑別のトリビア:まだ「腺ペスト」はモンゴルや近隣のロシアの都市で存在している。●これはウイルスがキュートなモケモケに見えるな。↑これは冷蔵庫に下から見つかるものに見える。(猫がおもちゃをそこに押し込むため)↑もう顔のついたウイルスぽんぽんを作りたくなるな。毛糸もあるし、時間もある。●この図表には、当時の世界人口との割合を示したデータが必要だ。そうするとペストの脅威がわかる。●ここにマラリアがない理由はある?↑マラリアは伝染病というよりは寄生的だからね。だがマラリアによる死の合計は200万人以上だろう。●ああ、ユスティニアヌスのペストは、ローマ帝国の崩壊を早めたね。●あと数か月経ってからもう一度この図をチェックしよう。 後世から見て新型コロナウイルスがどんな位置づけになるかはこれからですが、人類の歴史は病気との戦いでもあることがうかがえます。 Twitter Share Pocket Hatena LINE コピーする