筋トレを行うと人間関係で悩み事が無くなるって本当?

最近フィットネス関係が流行しているようで、トレーニングに関する動画などが頻繁に更新されていますよね。私の会社の営業店のスタッフの中にも24時間のフィットネスジムに通っている方が増えてきました。

最初は気軽なダイエットで通っていた方も、徐々に筋トレの魔力に魅せられて、今では立派なトレーニーになっています。特に男性陣は、ボディビルダーフィジーカーの動画をみてトレーニングするようになっていて、また、新着のトレーニング動画の話などで盛り上がることも多くなりました。

私はと言うと、フィットネスジムには通っていませんが、自宅に可変式ダンベルベンチ懸垂用の器具を購入して、もっぱら自宅トレーニングに勤しんでいます。自宅であれば好きな時にトレーニングできるという理由でジムには通っていませんが、まあ、部屋が狭いので器具が邪魔だなと思うことは多々あります。

自宅トレーニングを始めてから1年と半年が経ちますが、トレーニング内容を見直したり食事を変えてみたりして、体重や体脂肪率の推移をみるとモチベーションが維持できます。

特に筋肉が目に見えて発達してくると、すごく達成感があり満足感を得ることができます。これは仕事では中々味わえない最高の気分です。ダイエットも同様に成功すれば最高の気分を味わえます。

この達成感や満足感というのが非常に大切で、これは他人から与えられるものではなく、自分で経験しないと得ることができません。だからこそ、達成感や満足感を得たときの喜びが最高のものになるのです。

では、表題にあるような人間関係で悩むとは一体どのようなことなのでしょうか?

そもそも人間関係で悩むこととは、アドラー心理学でいうところの【承認欲求】【課題の分離】ができていないことが原因となります。まずはこの二つについて説明いたします。

【承認欲求】とは、 【誰かに評価してもらいたい】 【誰かに認めてもらいたい】などという欲求であって、この考え方は捨てたほうがよいとアドラーは言います。自分の人生は誰かに評価してもらうためにあるわけではありませんので、他人に嫌われたって構わないというスタンスでいきましょう。

【課題の分離】とは、【承認欲求】のところで説明いたしましたように【誰かに評価してもらう】というのは、自分ではどうしようも出来ない【相手の課題】なのです。【自分の課題】を積極的に処理していって、【相手の課題】は一切無視することが必要だといえます。

例えば、【私】を嫌っている【他人】がいたとしても、それは【他人の課題】であって、【私の課題】ではありません。私にはどうすることも出来ない他人の課題なので、きっぱりと無視することが正解ということです。

さて話をトレーニングに戻します。トレーニングはまさに【私の課題】でありますので、真剣に対応する必要があります。その【私の課題】に取り組んだ結果が筋肥大であったり、体脂肪の減少です。この筋肥大や体脂肪の減少には、並々ならぬ努力が必要となりますので、そこに【他人の課題】などを持ち込む暇はないので、人間関係で悩む暇もないということになります。

もちろんトレーニングによって疲弊してしまうので、『他人のことなんてどうでもいいや!』という気分にさせてくれますし、頑張っている自分のことを大好きになれますよ。

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