東京・ダート1600メートル

2コーナー奥の芝からスタートして、向正面のダートに合流するまでの距離は約150メートル。3コーナーに真っすぐ向かっていくレイアウトのため、スタート直後に馬群が密集しづらく、ポジション取りでごちゃつくことは少ない。向正面半ばには緩やかな上りがあり、その後3コーナーに向けて緩やかに下る。4コーナーを回って最後の直線は501.6メートルで、JRAのダートコースの中ではもっとも長い。スプリンタータイプにはタフなコースで、中距離タイプは、道中の淀みなく速い流れについて行けるスピードが必要とされる。

前走がオープンクラスのダート戦だった馬が優勢

過去10年の出走馬の前走の条件別成績を調べると、該当馬は9頭と少ないものの「地方競馬のダートグレード競走」組が3着内率で55.6%という高い数値をマークしている。また、「ダートのオープン特別」組が3着以内馬31頭中20頭(2013年は3着同着)を占めており、前走が地方競馬のダートグレード競走を含むオープンクラスのダート戦だった馬が優勢となっている。なお、前走「芝のレース」組には、皐月賞・NHKマイルCなどのGⅠに出走していた馬もいるが、該当する25頭全てが4着以下に敗れている。〔表1〕

〔表1〕前走の条件別成績(過去10年)
前走の条件 成績 勝率 連対率 3着内率
地方競馬のダートグレード競走 3-1-1-4 33.3% 44.4% 55.6%
ダートのオープン特別 5-8-7-48 7.4% 19.1% 29.4%
1000万下のダートのレース 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
500万下のダートのレース 1-1-2-47 2.0% 3.9% 7.8%
芝のレース 0-0-0-25 0% 0% 0%
海外のレース 0-0-1-2 0% 0% 33.3%
  • 注記:2013年は3着同着

前走5番人気以内の馬が強い

過去10年の出走馬の前走の単勝人気別成績をまとめると、優勝馬10頭は全て前走で5番人気以内に支持されていた。また、2着馬も10頭中8頭が前走で4番人気以内だった。中でも「1番人気」組は連対率、3着内率でトップの数値をマークしており、一定の評価が必要だろう。なお、「6から9番人気」組から2着馬が2頭出ているが、この2頭は共に前走がオープンクラスのダート戦で、そのレースで2着以内に入っていた。〔表2〕

〔表2〕前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4-4-3-17 14.3% 28.6% 39.3%
2番人気 2-2-2-16 9.1% 18.2% 27.3%
3番人気 2-0-3-15 10.0% 10.0% 25.0%
4番人気 0-2-0-8 0% 20.0% 20.0%
5番人気 2-0-0-10 16.7% 16.7% 16.7%
6~9番人気 0-2-2-28 0% 6.3% 12.5%
10番人気以下 0-0-0-32 0% 0% 0%
前走が海外のレース 0-0-1-2 0% 0% 33.3%
  • 注記:2013年は3着同着

東京ダート1600メートル戦での実績に注目

過去10年の出走馬について、東京ダート1600メートル戦での最高着順別に成績をまとめると、3着以内馬31頭中15頭(2013年は3着同着)を「1着」組が占めている。最高着順が2着以下だった馬では、「2着」組と「4着」組に2着と3着が1回ずつあるが、共に優勝がない。東京ダート1600メートルでの実績を評価する際には、優勝経験のある馬を重視したいところだ。〔表3〕

〔表3〕東京ダート1600メートル戦での最高着順別成績(過去10年)
最高着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 7-4-4-31 15.2% 23.9% 32.6%
2着 0-1-1-5 0% 14.3% 28.6%
3着 0-0-0-5 0% 0% 0%
4着 0-1-1-1 0% 33.3% 66.7%
5着以下 0-0-1-11 0% 0% 8.3%
東京ダート1600m不出走 3-4-4-75 3.5% 8.1% 12.8%

予想:馬連流し

【軸】
デュープロセス
【相手】
イメル
ヴァイトブリック
オンザウェイ
サディファレンス
ダンツキャッスル
デアフルーク
ニューモーメント