東京・芝1600メートル

2コーナーにあるスタート地点から、3コーナーに真っすぐ向かっていくレイアウト。向正面半ばに上りがあり、そこから3コーナーにかけて下っていく。最後の直線は525.9メートル。直線に向いてすぐに約160メートルの上り(高低差2.0メートル)があり、その後300メートルはほぼ平坦。前半が速くなりやすく、坂を上った後にゴール前でもう一段末脚を伸ばすことが要求される。速い時計の決着になると、スプリンタータイプ、インを回ってくる馬が好走しやすく、逆に時計がかかるときには、末脚のしっかりしたタイプ、中距離型が好走しやすい。

予想:馬連1点

アーモンドアイ
ダノンプレミアム

予想:3連複9点買い

【軸】
アーモンドアイ
ダノンプレミアム
【相手】
アエロリット
インディチャンプ
グァンチャーレ
サングレーザー
ステルヴィオ
スマートオーディン
フィアーノロマーノ
モズアスコット
ロジクライ

上半期のマイル王者決定戦

2013年から3年連続で単勝1番人気馬が優勝したものの、2016年以降の3年間は、いずれも単勝7番人気以下の馬が勝利を収めている。過去10年間で見ても、3着以内に入った単勝6番人気以下の馬は15頭を数え、人気薄の馬からも目が離せない一戦となっている。上半期のマイル王を決定するこの一戦に、どのような傾向があるのか、過去10年の結果から分析する。

前走の単勝人気をチェック

過去10年の出走馬について、前走の単勝人気別成績を調べると、優勝馬10頭中5頭は前走で1番人気だった。好走率では「4番人気」組が「1番人気」組を上回り、「2番人気」組も連対率と3着内率で「1番人気」組を上回っている。なお、「6から9番人気」組は5頭が3着以内に入っているが、「10番人気以下」組は全て4着以下に敗れており、前走で極端な下位人気だった馬は苦戦が続いている。前走の単勝人気にも注目してみる価値はありそうだ。〔表1〕

〔表1〕前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5-1-3-27 13.9% 16.7% 25.0%
2番人気 1-3-2-10 6.3% 25.0% 37.5%
3番人気 0-1-1-17 0% 5.3% 10.5%
4番人気 2-1-1-8 16.7% 25.0% 33.3%
5番人気 0-1-1-17 0% 5.3% 10.5%
6~9番人気 1-2-2-24 3.4% 10.3% 17.2%
10番人気以下 0-0-0-17 0% 0% 0%
前走が海外のレース 1-1-0-20 4.5% 9.1% 9.1%

近年の傾向から6歳以上の馬に警戒

過去10年の年齢別成績では、「7歳以上」の馬は優勝がない。好走率では、3頭しか出走していない「3歳」組を除けば、4歳から6歳の3組に大きな差は見られない。ただし、過去5年に限れば、3着以内馬15頭のうち、4歳馬が4頭、5歳馬が2頭、6歳以上の馬が9頭となっており、昨年こそ4歳馬が1着から3着を独占したものの、近年は6歳以上の馬の好走が多くなっている。〔表2〕

〔表2〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
4歳 2-3-2-26 6.1% 15.2% 21.2%
5歳 3-3-3-43 5.8% 11.5% 17.3%
6歳 4-2-4-40 8.0% 12.0% 20.0%
7歳 0-2-1-18 0% 9.5% 14.3%
8歳 0-0-0-11 0% 0% 0%

前走の負担重量にも傾向が

過去10年の出走馬について、牡・せん馬と牝馬に分けて前走の負担重量別に成績を調べると、牡・せん馬では、ハンデ戦、別定戦とレースによって違いはあるものの、前走の負担重量が重いほど好走率が高くなっており、牡・せん馬の3着以内馬延べ28頭中21頭は56.5キログラム以上だった。牡・せん馬の場合は、前走の斤量が56.5キログラム以上だった馬を重視したい。なお、牝馬は過去10年で13頭が出走しているが、いずれも前走がヴィクトリアマイル(斤量55キログラム)だった。〔表3〕〔表4〕

〔表3〕牡・せん馬の前走の負担重量別成績(過去10年)
前走の負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
54kg以下 0-0-0-1 0% 0% 0%
55~56kg 1-1-5-42 2.0% 4.1% 14.3%
56.5~57.5kg 6-5-4-69 7.1% 13.1% 17.9%
58kg以上 2-3-1-17 8.7% 21.7% 26.1%
〔表4〕牝馬の前走の負担重量別成績(過去10年)
前走の負担重量 成績 勝率 連対率 3着内率
55kg 1-1-0-11 7.7% 15.4% 15.4%

前走の4コーナーの位置に注目

過去10年の出走馬について、前走の4コーナーの位置別に成績をまとめると、優勝馬10頭中5頭は前走の4コーナーを「10番手以下」で通過していた。好走率を見ると、連対率と3着内率で「7から9番手」と「10番手以下」の2組が上位となっている。前走で4コーナーを7番手以下で通過していた馬は、今年も注目してみたい。〔表5〕

〔表5〕前走の4コーナーの位置別成績(過去10年)
前走の4コーナーの位置 成績 勝率 連対率 3着内率
1~3番手 1-2-2-32 2.7% 8.1% 13.5%
4~6番手 1-2-2-31 2.8% 8.3% 13.9%
7~9番手 2-2-3-27 5.9% 11.8% 20.6%
10番手以下 5-3-3-30 12.2% 19.5% 26.8%
前走が海外のレース 1-1-0-20 4.5% 9.1% 9.1%