予想:馬連流し

【軸】
アルージャ
【相手】
ミスパンテール
アマルフィコースト
エイシンティンクル
ベルーガ
デアレガーロ
ティメンシオン




京都・芝1400メートル(外回り)

スタート地点から3コーナーまで十分な距離があり、また向正面に上り坂があるため、前半のペースはゆったりと流れやすい。前半に楽をする分、3コーナー進入後の急な下りからペースアップし、平坦な直線にかけて、長く脚を使うことが要求される。京都の芝は内回りと外回りがあり、移動柵もA~Dコースまでとれるため、終始インコースの良い状態が続く。スプリントレースにも対応できるくらいのスピードの持続力が要求されやすい。





実績馬と上がり馬が激突する舞台

京都牝馬Sは、5月のGⅠ・ヴィクトリアマイルに向けた牝馬重賞路線の一つに数えられる。2017年に桜花賞馬のレッツゴードンキが優勝し、2着には1000万下→1600万下を連勝しての臨戦だったワンスインナムーンが入ったように、実績馬と上がり馬が入り乱れ、難解なメンバー構成となることが多い一戦だ。ここでは、1600メートルで行われていた2015年以前を含む、過去10年のデータをチェックしていくことにしたい。





伏兵陣にも要注意

過去10年で単勝1番人気に支持された馬は3着内率90%と安定しているが、3番人気と4番人気の成績がいまひとつ。その反面、5から7番人気の好走が多くなっている。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5-3-1-1 50.0% 80.0% 90.0%
2番人気 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
3番人気 0-0-2-8 0% 0% 20.0%
4番人気 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
5番人気 1-0-3-6 10.0% 10.0% 40.0%
6、7番人気 1-4-0-15 5.0% 25.0% 25.0%
8、9番人気 1-0-2-17 5.0% 5.0% 15.0%
10番人気以下 0-1-1-65 0% 1.5% 3.0%





単勝オッズで見ると、「10.0から14.9倍」の好走率が注目できる数字になっている。ちなみに、過去10年で唯一1番人気馬が4着以下に敗れた2015年は9番人気馬が優勝し、15番人気馬が2着、8番人気馬が3着と、大波乱の決着になった。〔表2〕

〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
3.9倍以下 4-3-0-1 50.0% 87.5% 87.5%
4.0~4.9倍 3-0-2-4 33.3% 33.3% 55.6%
5.0~9.9倍 0-2-3-20 0% 8.0% 20.0%
10.0~14.9倍 2-2-2-13 10.5% 21.1% 31.6%
15.0~19.9倍 0-2-0-15 0% 11.8% 11.8%
20.0~29.9倍 1-0-1-14 6.3% 6.3% 12.5%
30.0~99.9倍 0-1-2-30 0% 3.0% 9.1%
100倍以上 0-0-0-30 0% 0% 0%





4歳馬が上位

過去10年の成績を年齢別にまとめてみると、4歳馬が8勝を挙げる活躍ぶり。5歳馬と6歳馬の優勝は1回ずつしかないが、共に2着と3着の回数が多くなっている。この辺りの偏りを参考にする手はあるかもしれない。〔表3〕

〔表3〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 8-2-1-42 15.1% 18.9% 20.8%
5歳 1-6-3-37 2.1% 14.9% 21.3%
6歳 1-2-5-35 2.3% 7.0% 18.6%
7歳以上 0-0-1-13 0% 0% 7.1%





前走にも注目

過去10年の出走馬の前走別成績を調べると、GⅠやGⅡよりも、愛知杯や京都金杯などのGⅢ組の好走が多く、ここ2年はターコイズSからの臨戦馬が優勝している。重賞組以外では、オープン特別組が苦戦気味なのに対し、1600万下組と1000万下組の好走率が高くなっている。〔表4〕

〔表4〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 1-1-0-11 7.7% 15.4% 15.4%
GⅡ 0-0-1-6 0% 0% 14.3%
愛知杯 2-3-1-20 7.7% 19.2% 23.1%
京都金杯 1-1-2-5 11.1% 22.2% 44.4%
ターコイズS 2-0-0-6 25.0% 25.0% 25.0%
その他のGⅢ 1-0-0-11 8.3% 8.3% 8.3%
オープン特別 1-1-1-43 2.2% 4.3% 6.5%
1600万下 0-4-5-16 0% 16.0% 36.0%
1000万下 2-0-0-9 18.2% 18.2% 18.2%