予想:馬連BOX

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京都・芝2200メートル(外回り)

スタート地点から1コーナーまでの距離は約400メートル。1コーナーまでにすんなりとポジションが決まることが多く、決まった隊列のまま淡々と流れやすい。3コーナーの下りあたりからペースが上がり、直線は平坦。一瞬の脚を要求されるレースより、後半長く脚を使い続けることが要求されるレースになりやすい。京都の芝は移動柵がA~Dコースまでとれるため、良好なコンディションが保たれやすく、終始インコースの良い状態が続きやすい。クラシックレースやジャパンカップとは異なる距離、コースで、独特の適性が問われる舞台。この距離を得意とする“2200メートル巧者”が実績馬を負かすケースも多い。





2019年の古馬GⅠ戦線を占う注目の一戦

過去10年の京都記念優勝馬延べ10頭中、過半数の6頭は同年にJRAのGⅠで3着以内に入っている。昨年の京都記念で重賞初制覇を果たしたクリンチャーも、2走後の天皇賞(春)で3着に食い込んだ。また、昨年の3着馬レイデオロが天皇賞(秋)を、同7着のミッキーロケットが宝塚記念を制覇。2017年以前を含め、この京都記念で敗れた馬が後にビッグレースを制した例も少なくない。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。





前年以降の実績に注目

過去10年の3着以内馬延べ30頭中、2009年3着のヴィクトリーを除く延べ29頭は“前年以降にJRAのGⅠかGⅡ”において4着以内に入った経験のある馬だった。前年以降に格の高いレースで好走していた馬を重視した方がよさそうだ。〔表1〕

〔表1〕“前年以降にJRAのGⅠかGⅡ”において4着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 10-10-9-41 14.3% 28.6% 41.4%
なし 0-0-1-44 0% 0% 2.2%





少頭数のレースを経由してきた馬は不振

過去10年の前走の出走頭数別成績を調べると、前走が「12頭以下」だった18頭は全て4着以下に敗れている。京都記念は少頭数になる年も多いが、前走が出走頭数の少ないレースだった馬は過信禁物と見ておきたい。〔表2〕

〔表2〕前走の出走頭数別成績(過去10年)
前走の出走頭数 成績 勝率 連対率 3着内率
12頭以下 0-0-0-18 0% 0% 0%
13頭以上 10-10-10-67 10.3% 20.6% 30.9%





前走との間隔に余裕のある馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中、2011年3着のヒルノダムールを除く延べ29頭は、前走との間隔が「中5週以上」だった。今年も前走との間隔が「中4週以内」の馬、すなわち年明け以降のレースに出走していた馬は評価を下げるべきだろう。〔表3〕

〔表3〕前走との間隔別成績(過去10年)
前走との間隔 成績 勝率 連対率 3着内率
中4週以内 0-0-1-40 0% 0% 2.4%
中5週以上 10-10-9-45 13.5% 27.0% 39.2%





前走がGⅠだった馬は堅実

過去10年の3着以内馬延べ30頭中23頭は、前走が海外のレースを含む「GⅠ」だった。該当馬は3着内率が57.5%に達している。今年もまずはGⅠから直行してきた馬に注目してみたい。〔表4〕

〔表4〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 8-7-8-17 20.0% 37.5% 57.5%
その他のレース 2-3-2-68 2.7% 6.7% 9.3%





なお、前走が「GⅠ」以外のレースだったにもかかわらず連対を果たした5頭は、いずれも前走の出走頭数が15頭以上、かつ前走との間隔が中5週以上、かつ前走の着順が7着以内だった。こちらの該当馬は2009年以降〔2・3・0・6〕(3着内率45.5%)で、2012年以降に限れば〔2・2・0・3〕(3着内率57.1%)と好走率が高く、GⅠから直行してきた馬と同等に評価してよさそうだ。〔表5〕

〔表5〕前走が「GⅠ」以外のレースだった連対馬(過去10年)
年度 着順 馬名 前走の出走頭数 前走との間隔 前走の着順
2009年 2着 サクラメガワンダー 17頭 中10週 1着
2013年 1着 トーセンラー 18頭 中22週 7着
2着 ベールドインパクト 15頭 中7週 1着
2015年 1着 ラブリーデイ 17頭 中5週 1着
2着 スズカデヴィアス 15頭 中9週 4着