予想:馬連BOX

フィエールマン

ジュネラーウーノ

ミライヘノツバサ




中山・芝2200メートル(外回り)

ホームストレッチの直線入り口からスタートして、1コーナーまでは約430メートル。スタート直後に急勾配の上りがあり、さらに1コーナーでも上っていく。その後は、外回りの2コーナー過ぎから4コーナーまで終始下りとなる。最後の直線は310メートルで、直線の半ばでは再び急勾配の上りが待ち受ける。前半はゆったりと流れて、後半の向正面あたりから長く脚を使い続けることが要求される。このコースで行われた2002年のジャパンカップは外国馬がワンツー。日本で要求される主流の能力かつスピードの持続性を併せ持つ馬が好走しやすいコースなのかもしれない。

単勝1番人気馬の好走率が急落している年明けの名物重賞

グレード制が導入された1984年から2005年までのアメリカジョッキークラブCでは、単勝1番人気馬が〔10・2・2・8〕(3着内率63.6%)と優秀な成績を収めていた。一方、2006年以降の過去13回に限ると、〔2・2・0・9〕(3着内率30.8%)となっており、以前に比べ、1番人気馬の信頼度が下がっている。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。





前年のGⅠやGⅡで好走していた馬が中心

過去10年の優勝馬延べ10頭中、2009年1着のネヴァブションを除く9頭は“前年のJRAのGⅠもしくはGⅡ”において4着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率37.9%と好走率高い。前年に格の高いレースで好走していた馬を重視すべきだろう。〔表1〕

〔表1〕“前年のJRAのGⅠもしくはGⅡ”において4着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 9-5-8-36 15.5% 24.1% 37.9%
なし 1-5-2-71 1.3% 7.6% 10.1%





大敗直後の馬は割り引き

過去10年の3着以内馬延べ30頭中23頭は、「前走の着順が1着、もしくは前走の1着馬とのタイム差が0秒6以内」だった。一方、「前走の着順が2着以下、かつ1着馬とのタイム差が0秒7以上」だった馬は3着内率11.5%と苦戦している。大敗直後の馬は評価を下げたい。〔表2〕

〔表2〕前走の着順と1着馬とのタイム差別成績(過去10年)
前走の着順とそのレースの1着馬とのタイム差 成績 勝率 連対率 3着内率
前走が1着、もしくは1着馬とのタイム差が0秒6以内 8-6-9-53 10.5% 18.4% 30.3%
前走が2着以下、かつ1着馬とのタイム差が0秒7以上 2-4-1-54 3.3% 9.8% 11.5%





なお、「前走の着順が2着以下、かつ1着馬とのタイム差が0秒7以上」だった馬のうち、そのレースの条件が「GⅠ以外」だった馬は3着内率2.4%とさらに苦戦している。3着以内に入ったのは2011年2着のミヤビランベリだけである。前走でGⅠ以外のレースを大敗していた馬は、上位争いに食い込む可能性が低いようだ。〔表3〕

〔表3〕「前走が2着以下、かつ1着馬とのタイム差が0秒7以上」だった馬の、そのレースの条件別成績(過去10年)
前走の条件 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 2-3-1-14 10.0% 25.0% 30.0%
GⅠ以外 0-1-0-40 0% 2.4% 2.4%





470キログラム未満の馬が不振

過去10年の連対馬延べ20頭は、いずれも前走の馬体重が「470キログラム以上」だった。一方、「470キログラム未満」だった馬は3着内率が6.9%にとどまっている。470キログラム未満の馬は過信禁物と見るべきだろう。〔表4〕

〔表4〕前走の馬体重別成績(過去10年)
前走の馬体重 成績 勝率 連対率 3着内率
470kg未満 0-0-2-27 0% 0% 6.9%
470kg以上 10-10-8-80 9.3% 18.5% 25.9%





近年は前走で先行していた馬が優勢

過去4年の3着以内馬12頭中10頭は、前走の4コーナーの通過順が「5番手以内」だった。一方、「6番手以下」だった馬は3着内率6.7%と苦戦している。2014年以前は前走の4コーナーを「6番手以下」で通過していた馬の好走も見られたが、近年の傾向を重視するならば、前走で先行していた馬を高く評価したい。〔表5〕

〔表5〕前走の4コーナーの通過順別成績(過去4年)
前走の4コーナーの通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
5番手以内 3-4-3-21 9.7% 22.6% 32.3%
6番手以下 1-0-1-28 3.3% 3.3% 6.7%