予想:馬連BOX

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中山・芝2000メートル(内回り)

ホームストレッチの直線入り口からスタートして、1コーナーまでは約400メートル。スタート直後に急勾配の上りがあり、1コーナーの途中までは上りが続く。そこから向正面半ばまでが緩い下りで、3コーナー、4コーナーにかけてはほぼ平坦。最後の直線は310メートルだが、直線の半ばには再び急勾配の上りが待ち受ける。芝2000メートルのコースの中では、中京と並びタフな構造と言えるが、2014年の路盤改修後は、3コーナーからスピードに乗りやすくなった印象を受ける。2度の直線の坂越えをこなすパワーがある馬の中で、3コーナーから直線でスピードを持続できる馬ほど、好走しやすいコースと言えるだろう。





上位人気馬の活躍が目立ち始めた年初恒例のハンデキャップ競走

3連単が発売された2005年以降の中山金杯では、2005年から2010年の6回中4回で3連単が1000倍を超える配当となったものの、2011年以降の過去8回ではいずれも600倍未満、2015年以降の過去4回に限れば200倍未満の配当で決着している。また、3連複の配当においても、発売当初の2003年から2011年にかけては9回中8回で100倍を超えた一方、2012年以降の過去7回は全て80倍未満となっている。波乱の決着を期待されがちなハンデキャップ競走だが、近年に限れば順当な決着が続いていると言えるだろう。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。





前走好走馬が優勢

過去10年の3着以内馬延べ30頭中22頭は、前走の着順が「5着以内」だった。一方、「6着以下」だった馬は3着内率9.0%と苦戦している。前走好走馬を素直に重視した方がよさそうだ。〔表1〕

〔表1〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
5着以内 8-7-7-45 11.9% 22.4% 32.8%
6着以下 2-3-3-81 2.2% 5.6% 9.0%





外寄りの枠に入った馬は不振

過去10年の枠番別成績を見ると、「7枠」「8枠」の馬は全て4着以下に敗れている。2008年こそ「7枠」のアドマイヤフジが1着、「8枠」のエアシェイディが2着となったものの、過去10年の傾向を重く見るならば、外寄りの枠に入った馬は評価を下げるべきだろう。〔表2〕

〔表2〕枠番別成績(過去10年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 2-1-1-14 11.1% 16.7% 22.2%
2枠 3-4-0-11 16.7% 38.9% 38.9%
3枠 3-0-2-14 15.8% 15.8% 26.3%
4枠 1-0-1-18 5.0% 5.0% 10.0%
5枠 0-2-2-16 0% 10.0% 20.0%
6枠 1-3-4-11 5.3% 21.1% 42.1%
7枠 0-0-0-20 0% 0% 0%
8枠 0-0-0-22 0% 0% 0%





前走の4コーナーの通過順に注目

過去10年の3着以内馬延べ30頭中19頭は、前走の4コーナーの通過順が「4~9番手」だった。一方、「3番手以内」だった馬は3着内率14.6%、「10番手以下」だった馬は3着内率9.6%と、それぞれやや苦戦している。前走で先行していた馬や、その逆に極端な後方からレースを進めていた馬は、過信禁物と見るべきかもしれない。〔表3〕

〔表3〕前走の4コーナーの通過順別成績(過去10年)
前走の4コーナーの通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
3番手以内 2-2-2-35 4.9% 9.8% 14.6%
4~9番手 6-7-6-44 9.5% 20.6% 30.2%
10番手以下 2-1-2-47 3.8% 5.8% 9.6%

なお、前走の4コーナーの通過順が「3番手以内」もしくは「10番手以下」だった馬のうち、そのレースの着順が3着以下だった馬は3着内率6.4%とさらに苦戦している。ちなみに、該当馬は2012年以降の過去7年では〔1・0・0・52〕(3着内率1.9%)、2015年以降の過去4年に限れば〔0・0・0・28〕(3着内率0%)という成績である。前走で3着以下に敗れていた馬同士を比較する際は、そのレースでの4コーナーの通過順をより重視したいところだ。〔表4〕

〔表4〕前走の4コーナーの通過順が「3番手以内」「10番手以下」だった馬の、そのレースでの着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
2着以内 2-2-2-9 13.3% 26.7% 40.0%
3着以下 2-1-2-73 2.6% 3.8% 6.4%

前年に牡牝混合の古馬重賞で好走していた馬は堅実

過去10年の3着以内馬延べ30頭中25頭は“前年の3歳以上もしくは4歳以上、かつ牝馬限定を除くJRA重賞”において4着以内に入った経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率5.7%と苦戦しているうえ、2015年以降の過去4年に限ると〔0・0・1・33〕(3着内率2.9%)と、苦戦傾向が強まっている。前年に3歳限定や牝馬限定のレースを除く重賞で4着以内に好走していた馬は、それなりに高く評価すべきだろう。〔表5〕

〔表5〕“前年の3歳以上もしくは4歳以上、かつ牝馬限定を除くJRA重賞”において4着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 8-9-8-44 11.6% 24.6% 36.2%
なし 2-1-2-82 2.3% 3.4% 5.7%