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京都・芝1600メートル(外回り)

2コーナーの引き込み線にあるスタート地点から、3コーナーまでの距離が長いコース。向正面の半ばから3コーナーにかけては上り坂で、3コーナーから4コーナー半ばにかけて一気に下り、直線約400メートル(Aコース使用時403.7メートル)が平坦となる。直線では馬群がばらけて、内が空くケースも多い。京都の芝は移動柵がAからDコースまで取れるため、終始インコースの良い状態が続く。基本的には時計勝負になりやすく、スピードの持続性に加えて、インを器用に立ち回れる能力が要求されるコースだ。




特徴的な傾向が見られる重賞

かつては東西の金杯は共に芝2000メートルだったが、京都金杯は2000年以降、芝1600メートルで行われている。同年以降の優勝馬延べ19頭のうち17頭は関西所属という点など、このレースには興味深いデータがいくつかあるのが特徴的。過去10年の結果をもとに、レースの傾向を見ていくことにしたい。





単勝人気別の成績に特徴あり

京都金杯で最も特徴的と言えるのが、単勝2番人気馬の成績がいまひとつということ。過去10年では、2着が1回、3着が2回あるものの優勝はゼロで、2番人気馬の優勝は、1985年(昭和60年)のメジロトーマスまでさかのぼらなければならない。また、単勝オッズ別の成績では、7.0から9.9倍が苦戦気味。10.0から14.9倍の成績が良好であるのに比べると、好走率が低くなっているのが特徴的だ。なお、15.0倍以上の馬が優勝していないのも特徴的だ。〔表1〕〔表2〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0%
2番人気 0-1-2-7 0% 10.0% 30.0%
3番人気 2-3-0-5 20.0% 50.0% 50.0%
4番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
5番人気 2-0-2-6 20.0% 20.0% 40.0%
6、7番人気 3-2-3-12 15.0% 25.0% 40.0%
8番人気以下 0-1-2-88 0% 1.1% 3.3%

〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 1-1-0-1 33.3% 66.7% 66.7%
3.0~4.9倍 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
5.0~6.9倍 3-4-2-6 20.0% 46.7% 60.0%
7.0~9.9倍 1-0-1-16 5.6% 5.6% 11.1%
10.0~14.9倍 4-2-3-8 23.5% 35.3% 52.9%
15.0~19.9倍 0-0-1-12 0% 0% 7.7%
20倍以上 0-1-2-82 0% 1.2% 3.5%





内枠が優勢

京都金杯が行われるのは、1回京都競馬の開幕日。前年最後の開催から約1か月間隔が空いている。そこで、過去10年の枠番別成績を調べると、優勝馬10頭のうち9頭が4枠より内の枠の馬だった。2着、3着も同様に内寄りの枠の馬が多く入っている。〔表3〕

〔表3〕枠番別成績(過去10年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 3-3-1-12 15.8% 31.6% 36.8%
2枠 2-1-1-15 10.5% 15.8% 21.1%
3枠 1-3-3-12 5.3% 21.1% 36.8%
4枠 3-1-2-14 15.0% 20.0% 30.0%
5枠 0-0-2-18 0% 0% 10.0%
6枠 1-0-0-18 5.3% 5.3% 5.3%
7枠 0-1-0-21 0% 4.5% 4.5%
8枠 0-1-1-21 0% 4.3% 8.7%





負担重量別の成績にも偏りあり

過去10年の京都金杯では、負担重量が54キログラムだった馬と56キログラムだった馬の優勝がない。その間の55キログラムの馬が3勝を挙げているのとは対照的だ。優勝が最も多いのは5勝の57キログラムだが、3着は0回となっている。また、57.5キログラム以上の馬は優勝がないものの、2着と3着に各3頭入っており、それらの6頭は全て単勝2~6番人気の支持を受けていた。〔表4〕

〔表4〕負担重量別成績(過去10年)
斤量 成績 勝率 連対率 3着内率
52kg 0-0-0-4 0% 0% 0%
53kg 1-0-3-12 6.3% 6.3% 25.0%
54kg 0-2-2-27 0% 6.5% 12.9%
55kg 3-1-0-27 9.7% 12.9% 12.9%
56kg 0-1-2-31 0% 2.9% 8.8%
56.5kg 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
57kg 5-3-0-14 22.7% 36.4% 36.4%
57.5kg以上 0-3-3-14 0% 15.0% 30.0%





前年秋のGⅡ・GⅢでの成績にも要注目

過去10年の京都金杯では、「前年9月以降のGⅡまたはGⅢで6着以下に敗れていた」という戦績を持つ馬が毎年連対している。このあたりを頭に入れつつ、予想を組み立ててみるのも面白そうだ。〔表5〕

〔表5〕前年9月以降のGⅡまたはGⅢで6着以下に敗れていた、京都金杯連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2009年 1着 タマモサポート 2走前 スワンS 6着
2着 マルカシェンク 2走前 富士S 13着
2010年 1着 ライブコンサート 前走 鳴尾記念 12着
2着 スマートギア 2走前 アルゼンチン共和国杯 12着
2011年 1着 シルポート 4走前 毎日王冠 7着
2012年 1着 マイネルラクリマ 3走前 オールカマー 6着
2013年 2着 トライアンフマーチ 前走 朝日チャレンジC 11着
2014年 1着 エキストラエンド 前走 毎日王冠 9着
2015年 1着 ウインフルブルーム 前走 チャレンジC 8着
2着 エキストラエンド 3走前 京成杯オータムH 14着
2016年 2着 テイエムタイホー 前走 阪神C 16着
2017年 2着 ブラックスピネル 2走前 富士S 7着
2018年 1着 ブラックムーン 3走前 富士S 8着
  • 注記:該当レースが複数ある場合は直近のものを掲載