飛躍を期す牝馬たちによるハンデキャップ重賞

ヴィクトリアマイルから約1か月が経過したばかりではあるが、秋の女王決定戦・エリザベス女王杯に向けた牝馬重賞戦線がここからスタートする。
2015年に重賞初挑戦ながら2着に入ったマリアライトは、同年秋のエリザベス女王杯を制覇、2014年の優勝馬ディアデラマドレは同年のエリザベス女王杯で3着に好走している。
秋の大一番に向けて飛躍を目指す牝馬による一戦にどんな傾向があるのか、過去10年のデータを分析する。





前走が重賞以外だった馬の好走が多数

過去10年の出走馬について、前走の条件別に成績をまとめると、好走率で上位となっているのが「1000万下」組と「オープン特別」組。
また、3着以内馬の数では「1600万下」組が最も多く、3着以内馬30頭中20頭を前走で重賞以外のレースに出走していた馬が占めている。
ハンデ戦でもあり、前走が「オープン特別」や「条件クラスのレース」だった馬の軽視は禁物だ。

連対率上位は5、6歳馬

過去10年の年齢別成績を調べると、「5歳」の好走率が最も高く、それに小差で「6歳」が続いており、3着以内馬30頭中22頭を「5歳」と「6歳」の馬が占めている
また、「6歳」の3着以内馬5頭は全て単勝9番人気以下で、「7歳以上」で3着に入った1頭も同10番人気と、6歳以上で好走した馬が全て下位人気だった点は覚えておきたい。

前走の4コーナーでの位置に注目

過去10年の出走馬について、前走の4コーナーでの位置別に成績を調べると、「2、3番手」組と「10番手以下」組が3着内率で25%を超えている
なお、「2、3番手」組の3着以内馬8頭中6頭が単勝6番人気以下で、「10番手以下」組の3着以内馬11頭中5頭が単勝7番人気以下となっており、下位人気馬の好走例が多い点からも、この2組に注目してみたい。