トミケンスラーヴァ

「前走は別定戦で相手も相手でしたからね。着順はともかく、距離を考えれば悪くなかったと思います。年齢的に大きく変わった点はありませんが、距離が延びることでスムーズに前に行けると思います。相手は強いですが、どこまで頑張れるかを見てみたいですね」(竹内調教師)。 ◎準オープン、オープン特別を連勝して臨んだアメリカJCCは逃げたマイネルミラノの2番手を追走していたが、勝負所からミッキースワローに被されたところで苦しくなる。直線は盛り返すことができず、後退してダンビュライトから1.6秒差の8着。距離は万葉S勝ちから問題ないが、重賞ではよほど恵まれないと。



スーパーマックス

「このレースを目標に抜かりのない仕上げができたと思います。今回の相手は今まで以上に強力ですが、自分の競馬に徹して少しでも上を目指したいと思っています」(九日調教師)。 ◎中央芝での実績は小倉日経賞8着と阪神のGIII・チャレンジCでサトノクロニクルから0.8秒差の5着がある。チャレンジCの内容から通用しないワケではなさそうだが、今回は初の長距離がどうなのかがカギになりそうだ。



シホウ

「前走後はこのレースを目標に調整してきました。1週前にCWで併せ馬をしてビシッと追い切りました。今日は馬ナリでしたが、息遣い・動きともに良かったし、いい仕上がりで臨めそうです。阪神コースは実績があるし、距離の3000mも守備範囲。ここでどれだけやれるか楽しみにしています」(笹田調教師)。 ◎アメリカJCCは後方のままといったレース振り。見せ場も作れずダンビュライトから1.9秒差の9着。2200mでも距離不足といった感はあるが、近走内容から3000mに延びても上位は無理。



カレンミロティック

「今年はここから始動ということで、帰厩後も順調に調整ができています。1週前にある程度やりましたが、調教駆けしないタイプにしてはマズマズの時計でした。今日はこの馬としてはいい時計が出たし、動きも良かったですからね。年齢的な衰えは見られないし、元気一杯。次の目標(天皇賞・春)が楽しみになるようなレースを期待したいですね」(平田調教師)。 ◎有馬記念はキタサンブラックの3番手を追走していたが、2周目の3角では早々と手が動き、直線はジリジリと後退。キタサンブラックから1.5秒差の15着。明けて10歳となり、上積みも? 近走内容からも見送りが妥当か。



コウエイワンマン

「レース間隔は詰まっていますが疲れもなく元気です。今回は格上挑戦でGIIと条件は厳しいですが、最後は一脚を使う馬。どこまでやれるか見てみたいですね」(武藤調教助手)。 ◎尼崎S(阪神・準オープン・芝2200m)はシンガリからバテた馬を1頭交わしただけで、ベストアプローチから1秒差の6着。今回は格上挑戦&重賞で見送りが妥当。



サトノクロニクル

「前走後は放牧を挟んでここを目標に調整してきました。先々週、先週と2週に渡って長目からやりましたが、先週の動きは良かったと思います。仕上がり状態がいいので、今週は併せ馬でも馬ナリでサラッとでしたが、マズマズの動きだったと思います。まだ完成途上といった感じですが、騎乗したデムーロ騎手が距離は長い方がいい、と言ってくれたのでここに挑戦することに。どんなレースをしてくれるか楽しみですね」(池江調教師)。 ◎チャレンジCを勝って挑戦した有馬記念は好位の後ろから。4角までは頑張っていたが、さすがに最後は伸び負けた格好でキタサンブラックから0.7秒差の9着。菊花賞、有馬記念の成績から、距離には注文が付きそう。今回の3000mは長い感は否めず、上位までとなると疑問符も。



レインボーライン

「前走後は放牧に出してリフレッシュ。2週前に帰厩してからは順調に調整ができています。日曜日に速いところを済ませてあるので、今週は馬ナリでサラッとですが、これはいつも通り。仕上がりはいいですよ。今回は昨年春の天皇賞以来になる長丁場。折り合いなどの感触を確かめてもらって、次に繋がるレースができれば……と思っています」(浅見調教助手)。 ◎有馬記念は二の脚がイマイチで後ろからの競馬。スローペースということもあって、直線はそれなりに伸びてはきたが、キタサンブラックから0.7秒差の8着。距離は菊花賞2着から問題はなく、鉄砲も比較的利くタイプ。もう少し前目でレースができれば上位の一角に。



クリンチャー

「前走はシッカリ調教を積んだことでトモに力が付いていたし、渋った馬場も苦にしない馬。いい勝ち方をしてくれたと思います。1週前に武豊騎手に乗ってもらいましたが、いい感触を得たようでした。1度使った上積みが見込めるし、スタミナがあるので距離は大丈夫。次は天皇賞を予定しているので、ここでいい結果を出して臨みたいですね」(宮本調教師)。 ◎3か月半振りの京都記念(重)はクロコスミアの3番手。内目をロスなく立ち回り、直線も内から伸びてアルアインに1馬身差を付けて勝利。得意の重馬場ということもあったが、力を付けていることも確か。菊花賞(不良)2着から距離はOK。例え良馬場でも軽くは扱えない存在。



ムイトオブリガード

「1週前にCWでシッカリやってあるので、今週は坂路でラスト重点でしたが、いい動きをしてくれましたね。500万を勝ったばかりでGII挑戦と条件は厳しいですが、距離が魅力でここに。この相手にどこまでやれるかですが、この経験が次に生かされれば……と思っています」(角田調教師)。 ◎500万下の平場(小倉・芝2600m)はスンナリとハナを奪い、スローペースに持ち込んでの逃げ。後続に絡まれることもなく、そのまま逃げ切ってレコード勝ち。自力でのレコード勝ちは評価できるが、今回は2階級上への挑戦で、しかも重賞。1000万下なら面白いと思うが、今回は様子見が賢明。



アルバート

「前走後は放牧を挟んでここを目標に調整してきました。帰厩後は順調に調整ができていますが、1週前の追い切りは多少重い感じがありました。先週追ったことで先週より動きは良くなった感じはありますが、休み明けという感じがあるので多少の割引は必要かも……。阪神は初コースになりますが長丁場は安定して走る馬。この先に繋がるレースを期待しています」(森調教助手)。 ◎叩き3戦目のステイヤーズSは中団の後ろでジックリ脚を溜める。2周目の4角から差を詰め始め、前を行くフェイムゲームとの追い比べを制してこのレース3連覇を達成。明けて7歳になるが衰えは全く感じられず、阪神は初でも得意の長丁場なら再度好レースに。



ヤマカツライデン

「前走は他馬に先に行かれてしまいましたからね。行き切った方が良かったのかもしれません。先々週、先週と坂路・コースでビシッとやってありますが、今週もCWでシッカリ追い切りました。1度使った上積みが見込めるし、距離が延びることでレースはしやすくなると思います。あとはこの馬のリズムで先行して、どこまで粘れるかになるでしょうね」(池添兼雄調教師)。 ◎約7か月振りの小倉大賞典(55キロ)は逃げたウインガナドルの2番手を追走していたが、理想はハナ。自分のレースができなかったこともあってトリオンフから1.6秒差の15着と大敗。春の天皇賞でキタサンブラックの15着。自分のペースに持ち込めたらどうなのかは疑問だが、血統面から距離は持ちそう。叩き2戦目の上積みと展開次第では。