サクラアンプルール

「天皇賞は道悪、有馬記念は直線で大きな不利。ここ2戦ともに不完全燃焼のレースでしたからね。その後は放牧には出さず、在厩してプールや坂路を取り入れて調整をしてきました。使おうと思えばアメリカJCCも使えたくらいでしたが、体調を整えてからということでここから始動することにしました。1週前にシッカリ負荷をかけてあるので、今日はラスト重点でしたが、これで十分だと思います。昨年以上に馬がドッシリしてきたし、今年も好レースを期待したいですね」(金成調教師)。 ◎有馬記念は中団をスムーズに折り合って運んでいたが、肝心の直線に入ると他馬に挟まれて一気に後退。致命的な不利を受けてしまったために、キタサンブラックのシンガリ負けを喫する結果に。これは度外視できる一戦とみていいだろう。昨年のこのレースがネオリアリズムの2着。有馬記念以外は全て馬券圏内というように中山は得意。無視は危険かも。



ヴィブロス

「前走は距離ではなく、少し気持ちが入り過ぎたことがあの結果になったのだと思います。その後は去年と同様、放牧に出してリフレッシュ。1月中旬に帰厩して、ここを目標に調整してきました。既に長目からシッカリやってあるので、今週は予定していた通り、55秒前後の追い切りができたと思います。昨年のこのレースは古馬と初の対戦でしたが、今は馬も成長しているし、実績も上げてきていますからね。ここで好結果を出して、ドバイに向かいたいですね」(友道調教師)。 ◎エリザベス女王杯はスローペースのために力みが見られた。その影響なのか、直線に入ると一瞬伸びかかったものの、残り1ハロンから脚色が鈍り、モズカッチャンから0.3秒差の5着。昨年のこのレースは休み明けでネオリアリズムの5着。本来鉄砲は利くタイプ。牡馬相手でも問題はなく、ここも有力馬の1頭。



ペルシアンナイト

「前走後は放牧に出して、1月30日に帰厩しました。向こうでもジックリ乗り込んできたし、ここまでは順調そのものです。2週に渡って長目からシッカリやってあるので、今週はラスト1ハロンを併せて馬ナリでしたが、動きは良かったと思います。同じ休み明けだった富士Sより仕上がりはいいですね。コーナーが4回の1800mになるとマイルの切れ味が影を潜めがちになりますが、この馬はマイルから中距離の2階級制覇が最大のテーマ。そのためにもここで好結果を出して欲しいと思っています」(池江調教師)。 ◎叩き2走目のマイルCS(稍重)は12キロ増でも太目感ナシ。後方のインでシッカリ脚を温存。直線は内を突こうとしたが、レッドファルクスに先を越され、外に進路を切り替える。そこからジワジワと前との差を詰めにかかり、最後はもう一伸びしてエアスピネルをゴール寸前交わして勝利。中山は皐月賞2着がありOK。距離も問題なく、好レースに。



ウインブライト

「2週に渡って併せ馬をしてあるので、今週単走は予定通りです。中山金杯は先に抜け出してフワッとしたところを差されてしまいました。この中間はその点を意識して調整をしてきました。この舞台は合っていると思うので、あとは脚の使いどころがカギになると思います。今後に向けてメドの立つ競馬ができれば……と思っています」(畠山調教調教師)。 ◎中山金杯(56キロ)は先行集団のインでロスのない追走。直線に入り、残り1ハロンで先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えたが、ゴール寸前セダブリランテスにクビ差交わされて2着。この舞台でスプリングSを勝っており、先行差しの安定した脚質から、ここも好勝負に。

マイネルハニー

「追い切りの動きが良かったし、更に状態は上向いています。今回はGIIで相手は強くなりますが、コーナーが4回ある中山の方が競馬をしやすいと思うので、自分のペースでレースができるようなら……と思っています」(栗田博憲調教師)。 ◎白富士Sは先手を奪い、平均ペースの逃げ。直線に入ると後続を離して、スズカデヴィアスの急追をアタマ差凌いでオープン特別を連勝。中山のこの舞台一昨年のスプリングSでマウントロブソンの2着があるので問題ナシ。チャレンジC(GIII)1着の実績もあり、ここも自分のリズムで走れるようなら。



マルターズアポジー

「前走後は放牧に出し、1月18日に帰厩。ここまでは順調に調整ができています。1週前にある程度やってあるので今週は馬ナリでしたが、体に柔らか味があるし、動きも良かったと思います。以前より折り合い面に進境が窺えるし、持ち前の先行力を生かして頑張って欲しいですね」(堀井調教師)。 ◎2か月振りのマイルCS(稍重)は押してハナ。軽快な逃げで快調に飛ばして行くが、4角で後続を引き離すことができず、残り1ハロンで後続に来られて一杯。ペルシアンナイトから1.1秒差の15着。この馬に関しては距離・コースなどは関係なく、この馬のリズムで逃げられるかどうかだけだろう。



ショウナンバッハ

「前走後は在厩して調整をしてきました。その前走は思ったより前で競馬ができましたが、結果的にはチグハグな競馬になってしまいました。ここまで坂路で52秒台を2本やっていますが、今週は49秒台の好時計をマーク。ここにきてトモが入るようになって馬がしっかりしてきました。その分ビシッと調教を積めるようになりました。今回は出たなりの競馬でも……と考えているし、距離にも対応できると思います」(上原調教師)。 ◎アメリカJCCはスタートを決めていつもより早目の位置取り。それでも折り合いは付いていたように見えたが……。直線は内外から交わされると抵抗できず、最後は盛り返したもののダンビュライトから0.8秒差の6着。中山にはあまり良績はないが、小回り自体はOK。とはいえ、GIIではやや荷が重い印象は否定できないか。



アエロリット

「秋華賞は早目に来られる苦しい展開と馬場が応えましたね。その後は放牧に出してリフレッシュ。1月23日に帰厩してからは順調に調整ができています。先々週、先週とやってあるので、今日は馬ナリでしたが、実戦を想定した格好の追い切り。時計もマズマズだったし、余裕のある動きでした。筋肉が付いて体が一回り大きくなってきたし、精神面の成長も窺えますが、今回は一線級の牡馬が相手ですからね。次に繋がるレースができれば……と思っています」(菊沢調教師)。 ◎2か月半振りの秋華賞(重)は10キロ減でも細くは映らず。前半は少し力み加減で走っていたが、それほどひどいというほどではなかった。ただ、4角で3着のモズカッチャンに並ばれると脚色が鈍り、ディアドラから1.2秒差の7着。馬場も応えたかもしれない。距離・コース、牡馬相手も問題はなく、良馬場で改めて仕切り直しか。

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