出走有力馬の解説

 

ラビットラン

CWコースで3頭併せ。しまい重点で全体時計こそ6ハロン86秒6と目立たないが、弾むようなフットワーク。ラスト1ハロン12秒0をマークして、中ドラゴンカップ(1000万下)と併入、外サンオークランド(1000万下)にクビ先着した。辻野助手は「1回使ってシャキッとしてきました。状態は上向いています。京都マイルという条件もいいと思いますし、ハンデ(54キロ)も前走よりも軽くなるので」と、ローズS以来の重賞2勝目をにらむ。

ウインガニオン

マイルCS17着から巻き返しを誓うウインガニオンは、朝一番の坂路で4ハロン52秒1-12秒4の好時計。単走で一杯に追われて、スピード感あふれる動きを披露した。西園調教師は「やっとオープン馬らしい調教の動きになってきたね。風格が出てきた」と成長ぶりに目を細める。トップハンデタイの57・5キロを背負うが、サマーマイルシリーズチャンピオンに輝いたスピードはここでは上位。「開幕週の馬場で、ハナに行って先行力を生かしたい」とイメージする。



ダノンメジャー

「行けたら、行くんじゃないかな。内枠なら間違いなく行くと思います」3走前の小倉日経オープンこそ、離れた2番手からの押し切りだったが、その1戦を除いた古馬になってからの4勝中3勝は逃げ切り。ベストの形ははっきりしている。「マイルCSも内を通った馬がみんな駄目だった中で、そんなに負けてはいない。今回の方が条件はいいし、メンバー的にもチャンスだと思います」最終追いはCWコース3頭併せの真ん中に突っ込んで上々の動き。「あまり調子の波がない馬。変わらずいい感じですよ」とトレーナー。先手争いを制するようなら、まんまと押し切るシーンがありそうだ。

ブラックムーン

1年前の無念を晴らしたい。ブラックムーンは昨年の京都金杯が中団ままの9着。西浦師は「押して行った分、引っ掛かった」と悔しそうに回顧。その上で、「自分で競馬をつくると駄目。持ち時計はあるし、あとは上がりがかかれば」とハイペースを希望する。最終追いはCWコースでファステンバーグ(3歳未勝利)を目標にびっしりと追われ3馬身先着。「去年も状態は良かったけど、今年もいい。あとは豊(武豊)に託して」とほほ笑み、名手に全権委任した。