出走有力馬の解説 

コーディエライト

1番人気に推された新馬戦こそ3着に敗れたが、2戦目の未勝利戦は単勝1.3倍の評判良血馬レピアーウィットに6馬身差をつける圧勝で、一気に評価を上げた。
1F延びたG3新潟2歳Sでは巧くペースを落として逃げ、直線は2番手で追走していたフロンティアと一騎打ち。惜しくも2着と競り負けたが、単なるスピード馬ではないことを認識させた。G3ファンタジーSでも先手を取り逃げ込みを図ったが、外から来たベルーガに一瞬のうちに差し切られ2着。1,3,4着が差し馬だったことを考えれば、価値の高い一戦だ。
新潟2歳S同様うまくスローペースに持ち込めれば、見せ場をつくることはできる。




サヤカチャン

前走のアルテミスS(10月28日・東京)で、13番人気ながら2着に入って波乱を演出したサヤカチャン。14年レッツゴードンキ、15年メジャーエンブレムと、アルテミスS2着馬は、本番でも連対しており、軽視はできない存在だ。
5日、中間の様子を田所師が伝える。「前走後は相当疲れがあったけど、ここのところピッチを上げてきているし、状態は変わらず来ているよ」。その前走、アルテミスSはハナを切って進めるレース運び。直線に向いて逃げ込みを図り、勝ち馬にかわされた後も、最後まで粘り強い走りを披露した。「少し突つかれたところもあったけど、ゴール前はしぶとく粘ってくれた」と、府中のマイル戦で見せた勝負根性に目を細める。




マウレア

10月の東京芝1600m戦でデビュー。苦もなく好位につけ、狭い馬群の中から抜け出す大人の競馬で初戦を勝ち上がった。
2戦目は同じコースで行われた500万赤松賞。道中は中団につけ直線へ向いたが、寄れた馬の影響で馬群の間でフラフラし、一瞬危ないシーン。すぐに体勢を立て直すと、狭いところからしっかり抜け出し、2連勝とした。阪神JFは多頭数になるので、今回の経験は大きな強みとなろう。
全姉は桜花賞を勝ったアユサンという良血。そのアユサンは、阪神JFは4番人気も7着と崩れている。まずは姉の悔しさを晴らし、来年の目標である桜花賞姉妹制覇に繋げていきたい。




ラッキーライラック

半姉ラルクがセレクトセールで1億円を超えたように、母系は優秀。この馬もデビュー前から評判も上々で、新馬戦は2番人気。レースでは、3F33秒1の高速上がりをマークし、勝ち上がっている。
続くG3アルテミスSも2番人気の高い支持。速やかに好位につけると、逃げたサヤカチャンをしっかり視界に入れ、ゴール前で測ったように差し切った。
オルフェーヴル産駒だが、レースでは父のような気難しさはなく、速やかに好位につけられるセンスは、2歳牝馬のレースで大きな武器になる。開幕2週目で、まだまだ馬場の良い阪神コースを考えると、展開面でも有利に働きそうだ。




リリーノーブル

関西馬だが、東京に遠征してデビューし新馬勝ち。東京芝1600mの勝ちタイム1分35秒5は、デビュー戦としては優秀だ。
続く500万白菊賞は、G3ファンタジーS4着のスズカフェラリー、G3アルテミスS5着のスカーレットカラーなど重賞で上位に入線した馬もおり、なかなか厳しい相手。これらを相手に1番人気に推されると、期待に応えてスカーレットカラーらを抑え、無傷の2連勝としている。
母は1000万クラスの馬だが、母の兄姉にイースター、デウスウルト、バティスティーニと重賞上位入線馬が3頭いる良血。相手強化でも互角に戦える下地はある。中1週の影響さえ無ければ好勝負できる。




ロックディスタウン

新潟の新馬戦は、上がり32秒5という超高速上がりで快勝。破った相手のタイムフライヤーが、オープン萩Sを勝ち、G3京都2歳Sで2着しており、かなりメンバーの質が高いレースだった。
続くG3札幌2歳Sは1番人気。新潟で出した高速上がりも、洋芝の札幌では武器になりにくく適性の不安もあったが、終わってみれば全く影響なし。中団から力強く脚を伸ばすと、ファストアプローチら牡馬勢を抑え、2連勝を重賞で飾った。
半姉タガノエリザベートはG3ファンタジーSを勝ち、半姉キャットコインはG3クイーンCを勝ったが、G1勝ちは無し。姉が勝てなかった悲願のG1制覇は、クラシックを前に阪神JFで決めてしまいたい。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

もう一度入力し直してください。